【秋ノ宮温泉郷】車を横付けして絶品うどんと名湯へ!「ラ・フォーレ栗駒&宝寿温泉」日帰り実走レポート

【秋ノ宮温泉郷】車横付け!絶品うどんと極上源泉 温泉

秋田市から車を南へ走らせること約2時間。秋田県と宮城県を結ぶ国道108号(仙秋ライン)沿いに、思わずハンドルを切りたくなる看板が見えてきます。「お食事処 ラ・フォーレ栗駒」そして「湯元 宝寿温泉」。

ラ・フォーレ栗駒の看板1
ラ・フォーレ栗駒入口
宝寿温泉外観
ラ・フォーレ栗駒・宝寿温泉看板

実は今回、当初はお昼に「イワナの里」でイワナの塩焼きとイワナの味噌焼きを頬張れる三平定食を堪能し、その後「秋の宮山荘」で温泉を楽しむ完璧なプランを組んでいました。

イワナの里外観

ところが、イワナの里に到着すると「串焼きサイズのイワナがない」とのことで断念。気を取り直して向かった秋の宮山荘は、なんと改装工事中でレストランがお休みというまさかの2連続空振り。

イワナの里メニュー

「腹が減った、湯にも入りたい……」と車を走らせていた矢先、国道108号沿いに現れた救世主が「お食事処 ラ・フォーレ栗駒」と「宝寿温泉」の看板でした。

ドライブ旅に予定外のハプニングは付き物。しかし、怪我の功名とはまさにこのこと。駆け込んだ先で出会ったのは、車を降りたら数歩で玄関、食事処から温泉へと続く「段差の少ないほぼフラットな極楽動線」を誇る、大人のさすらい旅に最高のオアシスでした。


1. 昭和の旅情をくすぐるエントランスと骨董市のような空間

駐車場は建物の目の前。平坦な敷地にそのまま車を横付けできます。

グリーン屋根のファサードには「入浴営業中」「天然山菜 わらびおひたし・天ぷらサービス中」の看板。数段のステップを上がって風除室へ一歩足を踏み入れると、思わず目を見張りました。

ラ・フォーレ栗駒立看板
ラ・フォーレ栗駒入口の骨董品
ラ・フォーレ栗駒入口の骨董品

染付の大皿、壺、そして棚一面に並ぶこけしや昭和の「土人形(1体200円)」たちがずらり。洗練された現代風の温泉リゾートにはない、昔懐かしいドライブインの温もりが迎えてくれます。

ラ・フォーレ栗駒入口のショーケース

2. 驚きの味とボリューム!「ラ・フォーレ栗駒」の食事処

建物内に入ると、広々としたお土産コーナーと食堂が広がっています。ここは温泉の受付も兼ねており、まずは名物料理で腹ごしらえからスタート。

ラ・フォーレ栗駒入口の食事サンプル
ラ・フォーレ栗駒入口のお土産売り場
ラ・フォーレ栗駒入口の銀左ヱ門の稲庭うどん
ラ・フォーレ栗駒レジ周り
ラ・フォーレ栗駒レトロな人形

ショーケースには秋田名産「手延べ 稲庭銀左エ門うどん」。メニューを開くと、温泉宿の食堂とは思えないほど気合の入ったラインナップが並んでいます。

圧倒された「山菜天丼 稲庭うどんセット」と彩り豊かな小鉢

ラ・フォーレ栗駒メニューステーキ

メニューを広げると一番気になる「200g牛ステーキセット(1.650円)」。
すかさずコレに決めた!と思った瞬間。
店員さんが「今日ステーキ売り切れなの~」と間髪入れずに言われ、またもや撃沈。。。

ラ・フォーレ栗駒メニュービーフカレー
ラ・フォーレ栗駒メニュー稲庭うどんセット
ラ・フォーレ栗駒メニュー稲庭うどん
ラ・フォーレ栗駒メニューソフトドリンク、デザート
ラ・フォーレ栗駒メニューアルコール
ラ・フォーレ栗駒メニュー持ち帰り

気を取り直しメニューを見直しカレーもうまそうだが・・・昨日食べたし。。。
やはり稲庭うどんか。
私は「稲庭きのこ山菜うどんの冷やし(880円)」に決定!
持ち帰りメニューに「ごはんと味噌汁(おそらく250円位)」をセットに出来るということで、「牛すき焼き風煮込み(450円)」を2セットで注文。
しかしこちらも【売り切れ】とのことで「牛すじの煮込み(450円)」に変更。
そして最もボリュームがありそうな「山菜天丼 稲庭うどんセットの冷やし(1,120円)」を注文。
更に「いちご酢サワー(150円)」を2つ、「トマトセンチュ(200円)」を注文。

ラ・フォーレ栗駒メニュー牛すじの煮込みとごはんと味噌汁
ラ・フォーレ栗駒メニュー牛すじの煮込み

「牛すじの煮込み」は軽く済ませるのに丁度良いボリューム感。
牛すじが柔らかそうなのが見てわかります。

ラ・フォーレ栗駒メニュー稲庭きのこ山菜うどん
ラ・フォーレ栗駒メニュー稲庭きのこ山菜うどんの小鉢

「稲庭きのこ山菜うどん」は山菜とキノコ、天ぷら、天かすも入りいい感じのボリューム感で小鉢が1品付いてます。

ラ・フォーレ栗駒山菜天丼 稲庭うどんセット

そして最後に登場したのが「山菜天丼 稲庭うどんセット」。
お盆が運ばれてきてその豪華さに息を呑みました。
丼からはみ出さんばかりに盛り付けられたサクサクの山菜天ぷら。そして美しく透き通る冷たい稲庭うどん。
さらに脇を固める小鉢の充実度が尋常ではありません。

  • 天然ワラビのたたき・おひたし
  • ナスの味噌漬け
  • 人参・こんにゃく・油揚げ・山菜の煮物
  • 自家製きゅうりと赤カブの漬物といぶりがっこ
    これだけあるのに驚愕の1,120円!

特製ごまだれが香る「唯一無二のつゆ」と喉越し

ラ・フォーレ栗駒 稲庭きのこ山菜うどん

やはり稲庭うどん!
ツルツルシコシコの麺が喉越し良く入り、どんどんすすれます!
山菜もたっぷりで天ぷらも山菜、きのこもたっぷり!

ラ・フォーレ栗駒 稲庭きのこ山菜うどんの麺

冷たいうどんを箸で持ち上げると、ツヤツヤと輝く純白の手延べ麺が現れます。

ラ・フォーレ栗駒 稲庭きのこ山菜うどんのつゆ

木べらのレンゲですくうと、つゆがほんのり白濁しています。メニュー表をよく見ると「冷たいおつゆには当店特製ごまだれが少し入ります」との文字。醤油だれのキレに、すりごまのコクとまろやかさが絶妙に溶け合い、ツルツルとした喉越しの麺と信じられないほど合います。

ラ・フォーレ栗駒 稲庭きのこ山菜うどん 完食

あまりの旨さに箸が止まらず、最後はつゆまで一滴残さず飲み干してしまいました。
地元のお母さんたちが手作りしたような、滋味あふれる郷土の味が胃袋に染み渡ります。

「200円の朝鮮風トマトセンチュ」と「150円の自家製いちご酢サワー」:お土産に「とろとろスペアリブ380円」

ラ・フォーレ栗駒 トマトセンチュ 朝鮮風

「トマトセンチュ」は冷やしトマトの朝鮮風(韓国風)といったテイスト。

ラ・フォーレ栗駒 いちご酢サワー

レトロなグラスに注がれた淡いピンク色のサワーには、なんと丸ごとの大粒フローズンいちごがゴロッと入っています。ノンアルコールなので運転手でも安心。
「いちご酢サワー」というだけあって酸っぱいようですが真夏のドライブの疲れを一瞬で吹き飛ばしてくれます。
体にも良さそうなので、お好きな方にオススメです。

牛すじが美味しかったので、気になっていた「とろとろスペアリブ(380円)」をお土産に2個追加購入。
冷凍されているので、温めて食べてくださいとのこと。

そしてなんと!
稲庭うどんは自家製の手打ちでお土産コーナーでも売っている「手延べ稲庭銀左エ門うどん」とのこと!
お土産と考えましたが、家に未開封の稲庭うどんがあるので、今回は購入せず。。


3. レストランからそのまま温泉へ!宝寿温泉の完全フラット動線

お腹を満たしたら、いよいよ本日のメイン「宝寿温泉」へ。

宝寿温泉 外観
宝寿温泉 入口
宝寿温泉 宝寿の湯 看板

隣に独立した「宝寿温泉」の建物があるものの、入口の扉には「入浴受付 → 右のレストランで。レストランから温泉へ行くことができます」との親切な案内が貼られています。靴を履き替えて外に出る必要はなく、食事をしたレストラン内からそのまま奥の渡り廊下へと進むことができます。

階段なし!足腰に優しい木の温もりあふれる渡り廊下

レストラン奥から温泉へと続く通路は、杉板で囲まれた明るい渡り廊下になっています。

ラ・フォーレ栗駒から宝寿温泉への渡り廊下入口
ラ・フォーレ栗駒のお座敷部屋
ラ・フォーレ栗駒から宝寿温泉への渡り廊下入口
ラ・フォーレ栗駒から宝寿温泉への渡り廊下入口
ラ・フォーレ栗駒から宝寿温泉への渡り廊下
宝寿温泉へ到着
宝寿温泉 館内 風景
宝寿温泉 館内 風景
宝寿温泉 館内 風景
宝寿温泉 館内 風景
宝寿温泉 館内 風景
宝寿温泉 館内 風景
宝寿温泉 温泉 入口

外の緑を眺めながら歩けるほか、階段の上り下りが一切ないフラットな床面設計。途中には広々とした畳敷きの大広間(休憩所)や、レトロで清潔な洗面所、廊下には「全品150円(アイス入り)」の冷蔵庫まで置かれています。

宝寿温泉 冷蔵庫 アイス 飲み物

男女別の浴室暖簾(緑と赤)をくぐり、清潔な脱衣所へ。鍵付きロッカーと木製ベンチ、扇風機が揃っており、落ち着いて身支度ができます。

「一滴の水も加えない」毎分570Lのドバドバ源泉かけ流し

宝寿温泉 御案内板

浴室の引き戸を開けると、ふわりと心地よい温泉の香りと湯気が立ち込めます。

宝寿温泉 温泉分析表

壁に掲げられた温泉分析書(第78号)と案内文が示すスペックは、温泉ファンを唸らせる本物中の本物です。

  • 源泉名:宝寿温泉
  • 泉質:ナトリウムー塩化物・硫酸塩鉱泉(低張性中性高温泉)
  • 湧出量:毎分570リットル(圧倒的な湯量!)
  • 湯づかい:一滴の水も加えない「完全源泉かけ流し」
  • 特徴:地下深くの鉄鉱石から湧き出る湯。無色透明の原泉は大気に触れると茶褐色に変わり、「熱の湯」と称されるほどの高い保温性を持つ。
宝寿温泉 檜風呂 浴室
宝寿温泉 洗い場

本格的なヒノキ造りの湯船に体を沈めると、湯口から滝のように源泉が注ぎ込まれ、惜しげもなく床へと溢れ出ていきます。おそらく38度位と思えるぬるめの湯加減のため、じっくりゆったりと長湯を楽しめ心臓や血管に急激な負担をかけず、湯上がりは肌がしっとりと吸い付くようで、体の芯までポカポカ温まりました。

宝寿温泉 脱衣所
宝寿温泉 脱衣所

日帰り入浴料は大人550円ですが、食事処を利用した人は「50円引きサービス」で実質500円(ワンコイン)になります。

※なお、こちらは「4月下旬〜10月下旬」の季節限定営業(冬期間休業)。雪が降る前に訪れるのが絶対条件です。
ぬるいので夏場でも最適です。寒くなってくるときついかも知れないですね。


4. 湯上がりは直売コーナーでお土産を格安ゲット!

入浴後は、帳場前の直売コーナーでお土産探し。

宝寿温泉 お土産売り場

食堂で食べた「手延べ稲庭銀左エ門うどん」の切り上げ徳用袋(350g+つゆ1本で通常1,890円が1,400円〜1,420円に大幅値下げ中!)や、昔ながらの「干しもち」「もちっこ」が並びます。

宝寿温泉 お土産売り場 稲庭うどん 銀左ヱ門
宝寿温泉 お土産売り場とレジ

さらに、食事利用者は「お土産10%引き」になるため、お土産のうどんが信じられないほどの破格で手に入ります。

宝寿温泉 宿泊情報や料金

宿泊料金も安い!
・工事関係、ビジネスの方は「3食付き9,020円(税込・別途入湯税150円)」
・1泊2食「9,075円(税込・別途入湯税150円)」
・素泊まり(朝食付き)「6,875円(税込・別途入湯税150円)」
チェックイン15時 チェックアウト10時


5. さすらいG-3の総括スペック評価

  • 歩行負荷:★☆☆☆☆(車を降りてから食事・風呂・売店まで便利。温泉までほぼ段差の無いフラット動線で接続)
  • 味と満足度:★★★★★(ごまだれ香る稲庭うどん、山菜小鉢、牛すじ煮込み、150円いちご酢サワーまで完全隙なし)
  • お湯の濃さ・湯量:★★★★★(毎分570Lの完全かけ流し、加水なしの茶褐色に変わる名湯)
  • 昭和レトロ度:★★★★☆(土人形、こけし、木臼、木の渡り廊下の旅情)
  • コスパ:★★★★★(食事・温泉・土産割引のトータル満足度が異常に高い)
宝寿温泉 窓の張り紙

「秋ノ宮温泉郷で、足腰に負担をかけず、本物の名湯とうまい飯を堪能したい」。そんな大人の気ままなドライブに太鼓判を押せる名スポットでした。


店舗・施設データ

次回使える「100円引き」券がうれしいです!

  • 施設名:お食事処 ラ・フォーレ栗駒 / 湯元 宝寿温泉
  • 住所:秋田県湯沢市秋ノ宮字畑45(国道108号・仙秋ライン沿い)
  • 電話番号:0183-56-2733
  • 営業時間:食事・日帰り入浴ともに日中営業(4月下旬〜10月下旬 / 冬期休業)
  • 日帰り入浴料:大人550円(食事利用で50円引きの500円)、子供260円、幼児無料
  • 駐車場:あり(店舗前・完全平坦・無料)

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