松茸!? 閉店!? 生きた川ガニ!?道の駅東由利「ぷれっそ」の現実と大衆食堂「田吾作」ラーメン探訪

秋晴れの心地よいドライブ日和。今回は由利本荘市を横断し、普段あまり立ち寄る機会の少なかった道の駅と地域の産直、そして知られざる名所を巡る「道の駅三昧ドライブ」へ出かけることにしました。
出発は午前10時過ぎ。「まずは途中で腹ごしらえをしよう」とハンドルを握ったものの、そこには「松茸そっくりなキノコの罠」「祝日なのに定休日」「目当ての食堂がまさかの閉店」という、さすらいG-3おなじみの洗礼が待ち受けていたのです……!
知られざる秋田のリアルな現場と、辿り着いた大衆食堂「田吾作」の絶品ラーメンの数々を徹底レポートします!
1. 「松茸か!?」フレッシュグリーンの巨大キノコとランチ事情
最初に立ち寄ったのは、由利本荘市荒町の国道沿いにある直売所&レストラン「フレッシュグリーン」です。

(写真キャプション:青空の下に佇む「直売所&レストラン FRESH GREEN」。セブン-イレブンと併設した施設だ)
木組みの温もりあふれる店内に入ると、旬のりんごや新鮮な地元野菜が所狭しと並び、多くの買い物客で賑わっていました。

(写真キャプション:開放的な店内。地元の採れたて野菜や果物が美しく並ぶ)
ふと冷蔵コーナーに目をやると、パックに入った巨大で肉厚なキノコが目に飛び込んできました。 「……ん? これ、松茸か!?」

(写真キャプション:パックに鎮座する巨大なキノコ。価格は1,803円、799円、1,090円など)

(写真キャプション:ラベルには「品名 モミタケ(シロマツタケ) 原産地名 由利本荘市」の文字が!)
ラベルを凝視すると、「モミタケ(シロマツタケ)」と書かれています。 調べてみると、見た目は松茸に酷似しているものの種類が全く異なり、本物の松茸のような強い芳醇な香りはしないとのこと。思わず衝動買いしそうになりましたが、ここは冷静にスルー。

(写真キャプション:レストランのお品書き。お惣菜定食やホルモン定食、ラーメンなどが並ぶ)

(写真キャプション:日替わりランチカレンダー。この日の祝日は「海老のチリソース(1,650円)」)
併設のレストランでは日替わりの「海老チリ」や、好きなお惣菜をセレクトして食べる定食(880円〜)を提供しており非常に魅力的でしたが、今回はあらかじめ目星をつけていた食堂があったため、後ろ髪を引かれつつ移動します。
2. 定休日の悲劇と、「お食事処やしお」閉店のリアル
フレッシュグリーンを後にし、次に向かったのは地域の廃校を利用したノスタルジックな食堂「石沢学校食堂」。 「土日のみ営業だけど、今日の秋分の日(祝日)はやってないかな~」と半信半疑ながら向かったのですが……現地に着くと安定の「定休日」。 祝日でもきっちりお休みだったようです。これぞまさに大人の失敗メモ。
「こうなったら道の駅で何か食べよう!」と気を取り直し、車を走らせて「道の駅 東由利(黄桜の里)」へ到着しました。

(写真キャプション:鳥海山を模した自然石に刻まれた「道の駅 東由利 黄桜の里」の記念碑)

(写真キャプション:堂々たる風格を誇る「黄桜温泉 湯楽里」のエントランス)
青空に映える立派な「黄桜温泉 湯楽里」を横目に、道の駅敷地内にある「お食事処 やしお」へ一直線に向かいました。

(写真キャプション:瓦葺きの屋根が立派な「お食事処 やしお」。しかし店頭には見慣れない幟が…)
暖簾をくぐろうと入り口に近づくと、店頭には「秋田香麺会」「らーめん」の幟旗がはためいています。 店員さんに声をかけてみると、驚きの事実が判明しました。
「『お食事処 やしお』は、すでに閉店(廃業)したんです」(しかもだいぶ前らしい。。。)
なんと、長年親しまれた食事処は幕を下ろしており、今回の連休中は秋田香麺会や湯の台食堂などが期間限定のコラボラーメンを提供しているとのことでした。間違い無く美味しいに違いないとは思ったものの、この時の気分は「大衆食堂の素朴な定食やラーメン」。 そこで、道の駅に隣接するショッピング&飲食プラザ「ぷれっそ」へと足を向けました。
3. 「ぷれっそ」で遭遇した激安フルーツと生きた川ガニ!

(写真キャプション:道の駅に隣接するふれあいプラザ「ぷれっそ」の外観)
「ぷれっそ」の館内にはスーパー、お土産・直売コーナー、飲食店が同居しており、地元の人々の生活拠点としても機能しています。

(写真キャプション:地場産品がずらりと並ぶ直売所「とくさん市場」)
直売所「とくさん市場」を物色していると、驚きの掘り出し物を発見しました。

(写真キャプション:地元湯沢市産のシャインマスカットが、なんと1パック780円!)
高級ぶどうの代名詞「シャインマスカット」が、1パックたったの780円! 一房まるごとではないものの、粒がぎっしり詰まってこの価格は直売所ならではの破格値。迷わず即カゴへ投入しました。
※ちなみに色が薄い方が糖度が高く、色が濃いと糖度が低いらしいです。
さらに特設コーナーへ進むと、黄色い「蟹直売やってます」の幟旗が!

(写真キャプション:由利本荘市東由利産の「大庭さんちの川ガニ」。山水で泥はき済みで8匹2,000円)

(写真キャプション:たらいの中で元気に蠢くモクズガニ。毛深いハサミと甲羅の迫力が凄い!)
秋田の初秋の風物詩、生きた「川ガニ(モクズガニ)」が大量に入荷していました。 由利本荘市内の生産者ごとにケースが分かれており、1匹300円〜800円、ネット&バケツ入り8匹2,000円などサイズ別に販売されています。

「カニ味噌が最高! 胴体はネギ・豆腐と味噌汁に」という手書きポップを眺めながら、秋田の豊かな自然の恵みを実感しました。

4. 昭和レトロな大衆食堂「田吾作」へ突撃!
「ぷれっそ」内には本格的なアメリカンハンバーガーショップ「Hello Mellow Yellow」もあり、ボリューミーな全部のせクラシックバーガー(3,080円)やオムライス、タコスなども非常にそそられましたが、我々の胃袋が求めていたのはやはり大衆食堂の味!

(写真キャプション:おしゃれなハンバーガー店「Hello Mellow Yellow」。こちらもいつか挑戦してみたい)

暖簾をくぐったのは、昭和の香りを色濃く残すお食事処「まんぷく処 田吾作」です。

(写真キャプション:赤提灯とすだれ暖簾、タヌキの置物が出迎える「まんぷく処 田吾作」のエントランス)

(写真キャプション:丸太を荒縄で巻いた民芸風の天井梁と、壁一面の短冊メニュー。昭和の風情が色濃く残る)
店内は丸太を荒縄で巻いた民芸風の梁が張り巡らされ、神棚、金足農業高校のペナント、歴代大相撲力士の手形色紙が飾られた、なんとも落ち着く大衆空間。

壁一面に貼られたメニューを見ると、ラーメン類が600円〜800円台、セット物も千円前後と非常にリーズナブルです。 あれこれ迷った末、4種類のラーメンを注文しました!
5. 【実食レビュー】田吾作のラーメン4品完全制覇!
注文は前金制。厨房から漂う芳ばしい香りを嗅ぎながら待つこと数分、お盆に乗った熱々のラーメンたちが次々と運ばれてきました!
① ホルモンラーメンセット(735円・ご飯付き)

(写真キャプション:ホルモンラーメンセット。ご飯とお新香が付いて735円という驚愕のコスパ)
澄んだ醤油スープの上に、じっくり煮込まれた柔らかな豚ホルモンがどっさりと鎮座。パラリと振られた一味唐辛子がピリッとしたアクセントを添え、ホルモンの脂の甘みと醤油スープのコクが見事に調和しています。ご飯が進んでたまらない一杯です!
② 赤みそラーメン(735円・ご飯付き)

(写真キャプション:赤みそラーメン。大判チャーシュー、ゆで卵、糸唐辛子、青菜が彩り豊か)
深みのある赤味噌の香りが食欲を直撃する一杯。濃厚ながらも塩角がなく、シャキシャキのもやしやワカメ、糸唐辛子、そして半分に切られたゆで卵が良い仕事をしています。こちらもご飯付きで735円は良心的すぎます。
③ 辛うま担々麺(800円・ご飯付き)

(写真キャプション:辛うま担々麺。鮮烈なチンゲン菜とたっぷりの肉味噌がのった本格派)
鮮やかなオレンジ色のスープに、青々としたチンゲン菜が丸ごと乗った食欲をそそるビジュアル。胡麻の豊かな風味とコクの奥から、心地よい辛味がじわりと追いかけてきます。中央に盛られた肉味噌を溶かしながら食べると旨味が倍増します。
④ 看板メニュー「百笑ラーメン」(630円)
そして、私が注文したのが田吾作の代名詞「百笑ラーメン」です!

(写真キャプション:龍が描かれた昔ながらの丼に盛られた「百笑ラーメン」。これぞ王道の中華そば)
琥珀色に澄んだスープに、ピンクの縁取りかまぼこ、海苔、チャーシュー、メンマ、ワカメ、刻みネギ。まさに「これがいいんだよ」と膝を打ちたくなる完璧なルックスです。

(写真キャプション:じんわりと煮干しの出汁が効いた、透明感あふれる極上スープ)
レンゲでスープをひと口すすると、煮干しの優しい出汁の風味がふわりと鼻腔を抜け、角のない醤油の甘みがじんわりと舌に染み渡ります。

(写真キャプション:スープをしっかりと持ち上げる、ツルツル食感の中細縮れ麺)

(写真キャプション:しっとりと柔らかく、肉の旨味が詰まったチャーシュー)
ツルツルと喉越しの良い中細縮れ麺をすする箸が止まりません。シャキッとした幅広メンマや、スープを吸った生ワカメ、ネギの清涼感も抜群。

(写真キャプション:気づけばスープの底まで飲み干して完食!ごちそうさまでした)
素朴でありながら決して飽きのこない丁寧な一杯。気づけば丼を両手で抱え、ほぼ完飲していました。
スポット基本情報&利用データまとめ
| 項目 | フレッシュグリーン | 道の駅 東由利(黄桜の里)/ ぷれっそ | まんぷく処 田吾作(ぷれっそ内) |
|---|---|---|---|
| 所在地 | 秋田県由利本荘市荒町字真城79-1 | 秋田県由利本荘市東由利老方字畑田28 | 道の駅東由利 ぷれっそ内 |
| 営業時間 | 直売 9:00〜18:00 土日祝は17時まで 食堂 11:00〜14:00 | ぷれっそ 9:00〜19:00 (温泉 13:00〜20:00) | 10:00〜18:00頃(LOあり) |
| 定休日 | 毎週水曜日 | 施設により異なる | 毎週水曜日 |
| 駐車場 | あり(普通車約30台) | あり(普通車約100台・大型可) | 道の駅駐車場を利用 |
| 主な設備 | 産直野菜、総菜、レストラン | 温泉「湯楽里」、スーパー、直売所 | テーブル席、カウンター、前金制 |
🎖️ さすらいG-3の総括スペック評価
| 評価項目 | スコア | 評価ポイント・寸評 |
|---|---|---|
| グルメ満足度 | ★★★★☆ | 百笑ラーメン630円を筆頭に、700円台でご飯が付くセットのコスパは圧巻! |
| 産直・お宝発見度 | ★★★★★ | 780円のシャインマスカットや生きた川ガニ直売など、秋田の旬が詰まっている。 |
| 昭和ノスタルジー | ★★★★☆ | 田吾作の丸太梁や手形色紙、短冊メニューが醸し出す大衆食堂の空気感が素晴らしい。 |
| 施設の変化・リアル | ★★★☆☆ | 「やしお」閉店など地方拠点の厳しい現実も垣間見えるが、ぷれっそが活気に満ちている。 |
| 【総合満足度】 | 4.3 / 5.0 | 「定休や閉店の洗礼を乗り越え、絶品ラーメンと秋の味覚に出会えた大満足の東由利!」 |
💡 さすらいG-3の「大人の失敗メモ(教訓)」
道の駅の飲食テナントは最新情報をチェック!
観光パンフレットに載っていても、現地の食事処(今回は「やしお」)が閉店・業態変更しているケースがあります。ただ、道の駅東由利には隣接の「ぷれっそ」内に田吾作やバーガー店があるため、食事難民を回避できます。
次回予告
東由利でお腹を満たした一行が次に向かったのは、日本海側の「道の駅にしめ」! リニューアルされた直売所と最新ミルクカフェをチェックした後、山奥に鎮座する「日本三大長谷大仏・赤田の大仏様」へ。 引き戸を開けると暗闇から黄金に浮かび上がる、息をのむ大迫力の大仏様とは――!?
💡 本日のドライブ全体のルート・費用まとめはこちら!
東由利・西目・赤田・大内を1日で効率よく巡るタイムスケジュールや総額費用、失敗から得た教訓は以下のまとめ親記事で詳しく解説しています。

由利本荘・道の駅三昧&赤田大仏編 連載リンクボックス
🚗 【由利本荘】道の駅三昧と日本三大巨仏を巡る日帰り探訪(全4回連載!)
- 🍜 第1弾(本記事):【道の駅東由利&フレッシュグリーン】松茸の罠!? 幻の食堂閉店と生きた川ガニが蠢く「ぷれっそ」!「田吾作」ラーメン実食食べ比べレポ
- 🪷 第2弾:【道の駅にしめ&赤田大仏】リニューアル直売所・なんばこ実食と暗闇に黄金色で浮かぶ日本三大長谷大仏の圧倒的スケール
- 🦀 第3弾:【道の駅おおうち ぽぽろっこ】閉店間際85%オフ奇跡の買い物!秋の味覚「川ガニ汁」と極上露天風呂サ活レポ
- 📍 まとめ親記事:【由利本荘・道の駅&赤田大仏 周遊モデルコース】秋の味覚と巨仏の神秘を巡る日帰り完全ガイド【まだバレてない秋田県。】



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